片腕マシンボーイ

哀憑歌 〜GUN-KYU〜の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

哀憑歌 〜GUN-KYU〜(2009年製作の映画)
2.3
ホロッホー岡田さんばりの鳩愛迸らせる鳩ジジイの鳩語りに度肝を抜かれる鳩ホラー開幕〜

謎の怪死事件が起きた大学で怪現象にアタフタすんよ!って話

「哀憑歌」シリーズの第三弾!ついに最終章ですね!ウサギさんにお魚さんときて、最後は鳩さんが人間への恨みを晴らすべくやってきましたよ〜
そうね、ワンやニャンなら涙無しには観られない人間なんてブッ殺せドラマになり得たと思うんやが、いかんせん選ばれし動物さん達がイマイチパッとしねぇメンツやからばボヤッとした作品に仕上がっているシリーズなんやが、3作めの本作も負けじとボヤってましたねぇ……
ただマシンボーイ的にはもしかしてあの人間に虐げられたワン達の恨みが暴走する涙腺崩壊映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」はハンガリー版「哀憑歌」なんやないか?って疑っているんよねぇ、「哀憑歌」シリーズ唯一の超傑作!ひゃー!

話戻して鳩ね、鳩、う〜ん…なんやろなぁ、ウサギさんのヤツみたくヒロインのじゃない感にツッコむとかもないし、お魚さんのやつみたくギョギョおじさんが幼児誘拐をはたらくハラハラ展開もないし……あ、それは違う映画や、のんちゃんのやつや、「哀憑歌」のお魚さんのやつは水着ギャル達が出てくるからなんやかんや飽きないやつや
とりあえず本作はホントに山もなく谷もなく一本調子で低空飛行、って感じで語ることが見当たらないんよぉ、ヒロインの眼球啄ばむ鳩さん達も可愛くないしねぇ、思いながら観ていたらば……、ラストにぶち込まれる鳩おじさんの鳩愛迸る鳩語りに唖然としているうちに終わって、なんやかんやシリーズ随一の問題作やったわぁ

とりあえず関係者は鳩サブレと鳩バスには頭下げておいた方が良いと思う〜、これ観たら2度と鎌倉で鳩サブレ買おうとは思えんはずや……スンスン