たかくらかずき

ジョジョ・ラビットのたかくらかずきのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.3
マイティーソー3が最高だったのでタイカワイティティ監督作品を追っかけて鑑賞。ワイティティ本人の演じるイマジナリーヒットラーが超お茶目でよかった。

この監督の良さ、もちろん絵づくり、色彩の鮮やかさやアングルの絵的なセンスの良さやテンポのいい構成がとっても素晴らしいけど、一番特徴的なのはキャラクター作りなのかもしれない。全てのキャラクターが(プラスチック製の)人形劇のような、おとぎ話っぽい性格や動作の作りをしていて、どんなに残酷だったり悲しいシーンでもぎこちない愛嬌とともにある。下手するとすごいダサくなりそうなのにやたらそれらのキャラがオシャレなんだよな〜。しかしウェスアンダーソンのような湿気のあるオシャレさではなく、カラッと揚がっている。
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