行き止まりの世界に生まれてのハレのレビュー・感想・評価

いい作品に巡りあった。貧困や暴力、薬物等の蔓延ったラストベルトと呼ばれている町が舞台。父親からのDVを経験し、スケートボードに逃げ場を求める３人の少年。その中の一人が何年にもわたって仲間を撮映した（後半は自分も）ドキュメンタリー映画。カメラを回し監督となったビン・リュウは凄い才能の持ち主だ。胸に迫る場面もたくさんあるけど、これは癒しの映画だと思う。だから今辛く、苦しい思いを抱えている若者達にはぜひ観て貰いたい作品。