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黒い司法 0%からの奇跡のシネマドリンクのレビュー・感想・評価

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)
4.3
黒い司法0%からの奇跡

1987年代🇺🇸アラバマ州モンロー郡
ジョージア州ジャクソン
デラウェア州サセックス

白人の女性を殺害したとして、無実で逮捕され、死刑宣告された黒人木こり。全く関係のない男を無罪を証明する為、無罪の調書を集める弁護士夫妻。裏で脅しや強迫をしてくる黒幕?

警察の名誉の為、黒人だからと理由で逮捕され、死刑宣告された黒人。

無罪にするには、警察や検事、裁判官、そして国民との戦いに挑んだ新人弁護士の実話に基づくストーリー



◉86D点。
❇️マジで怖い自分がいきなり犯人にされたらと思うと…ゾッとする😱犯人は誰やねん❗️


🟡ポイント
1️⃣いきなり感情移入する。
★彡いきなり冒頭で白人の刑事に職務質問され銃を向けられてすぐ犯人扱い‼️木こりの黒人が可哀想⁉️


2️⃣囚人でなくても人種差別が見え隠れする。
★彡弁護士でも面会の前に服を脱がされる嫌がらせなど刑務所内での環境悪さを示唆しています!これもヤバい!

3️⃣強迫される家族も巻き込み戦う弁護士。
★彡妻子の身の危険も危うくなる。
★彡申請する書類や証言する証人に圧をかける。

4️⃣証言した囚人も汚職警官に超パワハラや脅しの被害者!
★彡警察のでっち上げもほどほどにしろ💢
マジでムカつく警察‼️感情移入もMaxへ!

5️⃣罪を犯してない人は無罪‼️
★彡こんなの当たり前の話なのに、免罪事件は今も警察のアピールの為に、免罪被害はあるのだろうか?






🌀みる前に実際の事件の内容。
「ウォルター・マクミリアン冤罪事件」である。1986年11月、アラバマ州モンローヴィル郡にて女子大生ロンダ・モリソンの他殺体が発見された。容疑者として逮捕されたウォルター・マクミリアンはパルプ材の商売で生計を立てていた黒人だった。物的証拠はほとんどなく、容疑の根拠になっていたのは別の殺人事件で逮捕されていたラルフ・マイヤーズというならず者の証言のみで死刑宣告された免罪事件が基になっている。