トルーマンバロウズ

アウトランドのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

アウトランド(1981年製作の映画)
3.3
時は人類が宇宙に進出した近未来、木星の衛星イオではチタン鉱石を採掘するために多くの労働者たちが基地に住み込みで働いていた。
しかし基地内では労働者たちの不審な自殺が相次いでおり、保安官のオニールは調査を開始するが・・・・。

ショーン・コネリー主演の宇宙基地を舞台に不審な自殺の謎を追って巨大な陰謀に巻き込まれてしまう保安官を描いたSFサスペンスアクション映画。
巨大な宇宙基地のセットやシャトルの特撮、静かなBGMなどどことなく79年のエイリアンを彷彿とさせるシーンが多く個人的には印象に残った。
ただあくまでも基地内での犯罪に立ち向かう保安官を主体にしたストーリーなのでそういった意味ではSF要素はそんなに強くないかもしれない。
物語自体はサスペンスだけでなくミステリー要素も含んでおりテンポも悪くなく最後まで楽しめる作品にはなっていた。
全体的にエイリアンなどが登場しないSF映画としてはまあまあ楽しめる作品だった。