自分のコンディションが悪すぎたので、近いうちにもう一度ちゃんと睡眠をとってご飯を食べて睡眠をとってからまた観ますけど、台湾とか中国のこういう映画は基本的に好きなんだと思います。
淡々と語っている感じが好き。
いちいち絵面がカッコイイ。これに関しては構図のカッコ良さなのかなとも思った。
襖とか扉越しの絵面が多くて、自分の過去の扉を開いていく感じで作ったのかなとか、
それでも残った家族で生きていく、というようなラストカットなのかなあとか思ったんだが…どうなんだろうか。
祖母への罪悪感とか悲しみとかそういう感じなのかな。
一つ一つの行動や言動に対して、それぞれ「なるほどな」と思える理由づけがあって、それが全然うるさく表現しているわけじゃないのが素敵だと思った。
戦争をあからさまには描いてないのに、画面の端々にその香りがあるというのも良いなあと思う。
死後硬直の描写とか、母ちゃんが吐いてるシーンで姉ちゃんがキチンともらいゲロしそうになってたりとか、介助で食べさせてもらうご飯があまりにも熱すぎて面白い顔で嫌がるババアとか、随所でなんかツボにハマるシーンがあったりして良かったなー。
でも、色々この人の作品観てから最後にこれを観たかった気持ちはある。その方が感じることは沢山あった気がする。
ちゃんと観たらまた追記をすると思う。