コロナ自粛で全然映画見に行けてなかったのと、我が家にはDVDプレイヤーがなくレンタル文化が根付いていなかったため、久々の映画視聴。(ついにDVDプレイヤー購入！)
もう序盤からずっと泣きっぱなし。
恐らく人生で初めて吉永小百合の映画を観たが、本当に凄い女優さんなのだと知った。演技で人を惹きつける。画面に釘付けにして離さない。吸引力の変わらないダイ女優だ。
天海祐希は大好きな女優さんの1人。
この2人のタッグというだけで絶対観るぞと思ってしまう。実際観て本当に良かったし、一見正反対なのに親和性の高い、素敵な組み合わせだった。
家族ものにとことん弱いため、家族との和解、優しさに触れていく過程、生命の誕生、…そういった「普通の幸せ」みたいなのを獲得していく姿に本当に泣けた。まぁ病気になったお陰で気付けたことだから、病気にならなければ一生不和で終わってたのかと思うとちょっと寂しい気持ちにもなるけどね…。
ムロツヨシも味があって最高だった。どうしてもネタ要員で出てきた瞬間笑えてしまうのが、持ち味でもあるがシリアスには似合わない残念な所…と思っていた時期が私にもありました。ムロツヨシがまたコミカルキャラだからこそできるやり方でより一層泣かせにかかってくる。平凡な愛されキャラの笑われ者が最後の感動を盛り立てるとは知らなかった。
自信を持ってオススメできる映画。最高でした！
