素晴らしき哉映画人生

The King and I 王様と私の素晴らしき哉映画人生のレビュー・感想・評価

The King and I 王様と私(2018年製作の映画)
4.2
極上のシネマ体験。

英国人女性がシャム王の夫人や子供たちに奴隷制や西洋文化を教えていく、というストーリーのため、オリエンタリズムの視線が多分に入った作品であるのは事実だが、フェミニズムや多様性など現代を巡る問題も強調されていて、21世紀の『王様と私』という感じ。

“Shall we dance?”をはじめとする音楽や舞台装置、衣装、ケリー・オハラと渡辺謙のコミカル掛け合い、エトセトラ…エトセトラ…印象的なものばかり。

これ見たら来日公演はいいかなと思ってたけど、やっぱり行きたくなるな。