小さい魔女とワルプルギスの夜のいち麦のレビュー・感想・評価

大きい魔女たちに一年間で7892個の魔法を覚え「良い魔女」になる宿題を課された小さい魔女の成長譚。大きい、小さい…はこの映画では体格というより寧ろ年齢。自分の属する組織や社会の悪しき慣習に捉われず自分の良心にしたがって行動することの大切さを訴えかけているように思えた。まぁ最後はちょっと都合良すぎな感じはしたが。主人公である小さい魔女の住む家の中の様子や魔女たちの衣装など映像も魅力的。原作はドイツの児童文学だけれど大人が見ても楽しめると思った。