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レオンのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

レオン(1994年製作の映画)
3.9
リュック・ベッソン監督のハリウッド進出第1作で、「グラン・ブルー」と並ぶ彼の代表作。
スタイリッシュなアクション・シーンを交えて、寡黙な殺し屋と12歳の少女の純粋な愛を描く。
主題歌はスティング&ドミニク・ミラーの「The Shape of my Heart」
原題:(仏)Léon、(米)The Professional (1994)

悪徳麻薬捜査官(ゲイリー・オールドマン)に家族を殺された12歳の孤独な少女・マチルダ(ナタリー・ポートマン)は、隣に住む殺し屋のレオン(ジャン・レノ)に助けを求める。
安ホテルでの奇妙な共同生活が始まり、レオンは少女に殺しのテクニックを、マチルダは彼に読み書きを教える。
孤独な2人は距離を縮め、親子(父娘)ともつかないかすかな恋心が芽生えていく…。

「女と子どもは殺さない」
「大人になっても人生はつらい?
つらいさ」
「最高の友達さ。質問をしないのがいい。俺と同じで根がない。
大地に植えれば根を張るよ。私もその鉢植えと同じね」

リュック・ベッソン監督の常連・渋くて寡黙なジャン・レノと、特に、オーディションで2000人を越える中から選ばれた、可愛くて色気も感じさせる13歳のナタリー・ポートマンの起用が本作を成功に導いた。
悪役のゲイリー・オールドマン、レオンを育て仕事の斡旋をするダニー・アイエロも手堅い助演ぶりを見せる。
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