けい

貞子のけいのネタバレレビュー・内容・結末

貞子(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の団地パートのツカミが弱くて不安だったのだが…予感は的中。火災現場をPOV方式で撮影する映像はドキドキしたし、病院のテレビから出てきて床を這って移動する貞子は怖かったし、背後に迫る貞子を目で追う茉優役の池田エライザの怯え顔は最高だった。しかし!それ以外は拍子抜けするほど何も起こらず、作品全体の恐怖が薄まっており非常に残念。茉優弟のユーチューバー的な設定のコミカルさがホラーにミスマッチだった。キーパーソンらしき少女の活躍ももっと見たかった。洞窟で貞子と三人で引っ張り合いをするクライマックスを経て、病室で怯える茉優の前に姿を表した貞子の目のアップからの茉優の顔面オチには苦笑いするしかない…。そしてエンドロールに流れる “ いつか笑える日が来るさ ” は前向きなイイ曲だけれども…本作の雰囲気には全く合っていない(笑)池田エライザの白衣には癒やされた。
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