アロー

ラベンダーのアローのレビュー・感想・評価

ラベンダー(2000年製作の映画)
3.5
またまた『グッド・オーメンズ』の影響で天使の出てくる映画を鑑賞。

ヒロインのアテナが恋人を想って泣くオープニングがノスタルジック。お風呂に散らした花びらが幻想的でうっとりした。
というか、キャラクターたちがボンヤリ宙を見つめるシーンがどれもキレイ。窓から差しこむ光や、BGMのムードが美しい。

ストーリーはベタだけど、キャラクターがみんなチャーミング。ふわふわ天使な金城武は可愛すぎるし、ヒロイン・アテナのキリッとしたキャラも良い。落ち込むことがあっても、言いたいことはズバッと言うヒロイン、カッコいい!

「アテナ」って名前が中国人っぽくないなぁと思って調べてみたら、香港の人は英語風の名前を持ってる人もいるらしい(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/香港)。もともとの中国風の名前をもつ人も、それを英訳した名前を名乗ったりするらしい!なにそれカッケー!!だから劇中でも「エンジェル」って名前がすんなり受け入れられてたのかな。


あらすじ:香港に住むアテナは、恋人を亡くしたことから涙にくれる日々をおくっていた。ある日、彼女の家のバルコニーに傷を追ったエンジェルが落ちてくる。羽の傷が治るまでアテナの家に居候することになったエンジェルは、地上の世界を満喫。しかしアテナの悲しみの理由を知るうち、特別な感情を抱き始め…。
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