サトシ

DUNE/デューン 砂の惑星のサトシのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.0
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演のSFアドベンチャー映画。

紀元102世紀末、惑星カラダンの領主レト・アトレイデス公爵は、バーディシャー皇帝の命令により、宇宙で最も価値のある物質「メランジ」の唯一の供給源で、「デューン」の名で知られる過酷な砂漠の惑星アラキスの管理権を受け入れる。メランジは人間の寿命を延ばし、超人的なレベルの思考力をもたらし、超光速の航行をも実現するスパイスである。公爵はその機会が皇帝らによって仕組まれた複雑な罠であることを察知していたが、彼は愛妾レディ・ジェシカ、息子で後継者のポール、そしてカラダンの最も信頼できる臣下と精鋭を率いアラキスに赴任する。公爵は巨大な砂虫の存在により危険を伴うスパイス採掘作業を引き継ぐが、皇帝と結託した宿敵ハルコンネン男爵らの侵攻により謀殺され、ポールとジェシカはアラキスの原住民フレメンに導かれるのだった・・・。

【キャスト】
ポール・アトレイデス:ティモシー・シャラメ
レディ・ジェシカ・アトレイデス:レベッカ・ファーガソン
レト・アトレイデス公爵:オスカー・アイザック
スフィル・ハワト:スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン
ウェリントン・ユエ医師:チャン・チェン
ガーニイ・ハレック:ジョシュ・ブローリン
ダンカン・アイダホ:ジェイソン・モモア
チャニ:ゼンデイヤ
スティルガー:ハビエル・バルデム
ウラディミール・ハルコンネン男爵:ステラン・スカルスガルド
ケダモノのラッバーン・ハルコンネン:デイヴ・バウティスタ
パイター・ド・ヴリース:デヴィッド・ダストマルチャン
ガイウス・ヘレン・モヒアム:シャーロット・ランプリング

続編前に再鑑賞。
豪華俳優陣と独特な世界観と映像美には圧倒されてしまいます。
全体的に「スター・ウォーズ」を意識してしまう似た感覚ですが、笑えるシーンが全くなく一貫してシリアスで好みは分かれてしまいそうですが、個人的には引き込まれていきました。
最初、ティモシー・シャラメとレベッカ・ファーガソンとの関係が掴めなかったですが、親子でもあり師弟関係でもあるんですね。妾の立場という事も、アトレイデス公爵のセリフでようやく分かりました。
殆どの戦闘シーンでシールドを多用していますが、全くと言ってよい程役に立っていないのが残念でした。唯一、ハルコンネン男爵がアトレイデス公爵の毒霧から身を守ったシーンだけでしょうね。ハルコンネン一族は、何でこんなに醜いのを良しとしているのでしょうね。
砂虫の迫力は凄まじく、砂虫を誘き寄せる装置も開発されているとは、何でも食べてしまう性質を利用して敵を誘き寄せて始末するシーンはショックでした。
トンボ型のヘリコプターの動きは「天空の城ラピュタ」を想像してしまいましたね。嵐のシーンも同じく想像していました。
頼りになる兄貴ジェイソン・モモアはどんだけ強いかと思いましたが、犠牲になってティモシー・シャラメを助けるシーンはせつないですね。
シャーロット・ランプリングは、頭から黒い布を被っていて誰だか分かりませんでした。
砂虫に乗っている人間がいましたからどうなっているんでしょうか、PART2が楽しみです。
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