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ニューヨーク 親切なロシア料理店のhitujinopooのレビュー・感想・評価

3.4
17歳の肖像やワンデイの監督。
原題はthe kindness of strangers→見ず知らずの他人の親切、みたいな意味らしい。
ケイレブ…から辿り着いて観てみた。
邦題は私にはいい意味で詐欺だった。
基本的にはニューヨークのホームレスの人達がメインの話と思う。
それにまつわる親切な人達の話。
邦題から感じる朗らかな空気感とは違って、結構深刻なお話。
でもいい映画だったと思う。
思わぬ拾い物。
この邦題だけだったら基本的には観ない作品なんだけど。
本当の意味でこの作品に辿り着きたい人が届かない様な邦題になっているのが残念過ぎる。
それだけ良作でしたよ。
周りを固める俳優たちがとても良い仕事している。
ちょっとしか出ないけどビルナイや、特にケイレブ…の存在感とても良かった。
それだけで重厚感やきちんと感出る。
いい役者。
最後はちょっと上手くいき過ぎ感はあったけど、全体的に自然でわざとらしくない感じがとても良かった。
ロシアの?音楽なども楽しめて良かった。
自分もあんなふうにさらりと人に親切にできる人でありたい。
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