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アンダー・ユア・ベッドのsokoniruのレビュー・感想・評価

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)
3.7
西川可奈子の幸薄さ加減とDV夫の容赦ない性暴力の描写のおかげでより一層映画に見入ることができた。これ無しだと観客は三井に同情するのが難しいと思う。

和製DRIVEかな?一途な恋心が行き過ぎて狂気に変わる。犯罪だろうが危ない一線を越えようが主人公のピュアさが最重要項目でどこまでも一貫して描いてるのが清々しいほど。

当初からオチは分かってたはずだったんだけど個人的に少しパンチが弱かった。

どこまで役作りして変質者になっても高良くんは容姿端麗で綺麗なストーカー。言葉を選ばないのなら例えば柄本時生などが三井だったらリアリティーを追求しすぎてそれこそ気持ち悪くて女性の客足は遠のいたはず。そういった点で特に女性観客に夢を持たせていると思う。

主人公に加担するなら結末は完全にハッピーエンド。
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