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ラストナイト・イン・ソーホーのruublueのレビュー・感想・評価

3.3
1960年代、女性の夢の着地点はどうなっていたのかをサイコホラー的な切り口を通して垣間見せてくれるお話。

二人の若い女性がメインの映画です。アニャ・テイラージョイ演じるサンディと、トーマシン・マッケンジー演じる、イギリスコーンウォール出身のエロイーズでは水と油として描かれる。エロイーズは学校のクラスメートとソリが合わず1人暮らしするアパートでヤバいものを目にする様になる。



(感想) ある時期から苦手になったホラーものですが、怖さにも中だるみが有る事を初めて経験。最後まで食傷ぎみな程現れる亡霊達。。増える増える!後半戦、エロイーズの怖がり過ぎ演技もなんというか雑に感じて引いてしまった。前半から中盤の普通の演技の方がむしろ上手いです。


ベイビードライバーの監督さんの映画なんですね。映像美と音楽でどんどん進む方式。なるほどと唸らされるものが少な目でちょっと響かなかったかなという印象。。。

当作ラストナイト・イン・ソーホーもベイビー・ドライバーも。決して嫌いではないのですが、こういう映画もあるよねという印象。色んなタイプの映画を観ることで自分の好きな路線が炙り出されるし、今の自分を知る近道と思えた一本でした。
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