masaya

ラストナイト・イン・ソーホーのmasayaのレビュー・感想・評価

4.0
アマプラの配信終了が近いので鑑賞。

『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督・脚本・原案、スティーヴン・プライス音楽、トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ主演による、サイコロジカルホラー。

共演はマット・スミス、テレンス・スタンプ、マイケル・アジャオ 他。
『007/ゴールドフィンガー』(1964)にも出演した、ダイアナ・リグとマーガレット・ノーランの遺作でもある。

ロンドンのソーホーに住む、ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)が、60年代のソーホーにいる、歌手を夢見るサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と身も心もシンクロしていく様を描いたタイムリープホラー。

60'sの音楽やファッション、雰囲気や臨場感が素晴らしいし、現代と過去への移行もシームレスでとてもスムーズ。
流石はエドガー・ライト、音楽の使い方も最高♪

いかにも悪人面のマット・スミスといい、キャスティングも絶妙なんだけど、彼氏のジョン(マット・アジャオ)だけは、いいヤツなんだけど、お前じゃない感がすごいwww

ホラーというよりは、スタイリッシュなサスペンスと言った方がいいかもしれない。
ホラーとして観ると肩透かしをくらうかも知れないが、作品としては素晴らしい出来だし、力強く前向きな余韻を残してくれる。
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