たかし

ナイル殺人事件のたかしのネタバレレビュー・内容・結末

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

1914年ベルギーの戦地で顔に傷負ったポアロ。→ケガを隠すために口髭
1937年、ロンドン。大富豪リネット・リッジウェイは友人ジャッキーに婚約者サイモン・ドイルを紹介。
6週間後…エジプト旅行中のポアロ。ピラミッドで偶然再会したブークに誘われパーティーへ。そこはドイルとリッジウェイの結婚パーティーだった。招待客は元カレ、彼女の金持ち嫌いの名付け親、金好き看護師とメイド、管財人のいとこ、唯一の友人。そこへジャッキーも現れる。
ポアロは新婚旅行につきまとうジャッキーについて相談受ける。旅行を止めることを進言。
急遽、夫妻はジャッキー寄せ付けないようにカルナック号貸し切り洋上に招待客招く。「財産があると真の友人などいない」不安なリネットはポアロに見張りを頼んだ。ブークはロザリーと恋仲に。
アブ・シンベル神殿に寄る。夫妻に瓦礫が降ってきて危機一髪。船に戻るとジャッキーが乗船していた。夫妻は帰国を決意。リネット就寝後、サイモンとジャッキーが口論の末、銃弾を受けたサイモンと錯乱したジャッキー。各々別々に介抱される。
翌朝、リネットの遺体発見。ジャッキーの所持していた銃で?

❮全員の取り調べを行うポアロ。そこで明らかになる各人の持つ秘密。❯

ポアロがエジプトに来た理由は休暇旅行でなく、ブークが好きなロザリーについての調査を母から依頼されたから。調査の結果、ブークにふさわしい女性である。

第2の犠牲者発見。メイドのルイーズ。
ルイーズが口封じに何者かと取引、殺害された現場付近に居たブークに事情聴取するも犯人聞き出す前に撃たれて死亡。

❮真相❯犯人はサイモンとジャッキー。
リネット殺しはサイモン。ジャッキーの空砲で赤い絵の具で血を表現し、ブークが医者探しに行ってる間にリネット殺害。スカーフ巻いて銃で自ら足を撃つ。リネットの部屋に出入りした現場を見たルイーズは医者のメス使ってジャッキーに殺され、ブーク撃ったのもジャッキー。2人はまだ恋仲だった。
→ジャッキーはサイモンごと撃って2人は死亡。


[感想]
○ポアロってこんな強い口調で追い詰めるんだったっけ。前作からだいぶ時間あいてて忘れてた。意外と身のこなしが若い。自信家にしては推理が遅い。
○「愛」がテーマで、ポアロ自身の過去にも触れている。口髭伸ばすきっかけになった亡き女性から愛情が新しい女性に移ったことで口髭剃ったラストになったんかな?
○第一の殺人起こってからがやっぱりおもしろい。それまでも設定紹介で伏線になるから重要なんだけど。
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