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殺し屋のotomのレビュー・感想・評価

殺し屋(1956年製作の映画)
4.5
ヘミングウェイ原作ながらもソ連の若者の鬱屈とした雰囲気がそこかしこに漂ってる。閉鎖空間を舞台にこの町にいたら殺されると思う奴に、もう少ししたら頑張るとソフトに死んでる奴とでお国柄を表現しまくってる。荒削りな具合で、らしさは感じられないものの、先ぐ読めない作りでなかなか面白かった。カメオ出演のタルコフスキーは言われなきゃ分からん。
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