「火星へようこそ こちら乳酸菌
ピピピッ 死んじゃった」
現実と妄想の中で繰り広げられる虐待行為
斬新なナマハゲさんのヴァリエーション豊かな虐殺
唐突な強制性行マシーン
ボーッと観てたらよくあるスラッシャー作品なのかな?と思ったら、、、
失礼ながら藤井秀剛監督さんのことは初めて知りました。
どうやら人間の持つ暴力性などの内面性をホラー的に具現化しているようでした。
カット割や編集は良い感じなのに、色合いや質感がいまいち好きな感じではなかったのと、意図的にか?セリフが聞き取りにくいのが残念。
しかし、好きか嫌いか?と問われたら好き!な作品。
「死霊のはらわた」チックな特殊メイクと例のヤツもありますからね。
と、ここまでが観終わった直後の感想。
少しだけこの作品のことを調べました。
「怪談乳房榎図」という三遊亭円朝の怪談噺の赤子を抱く幽霊画から着想したそうで、児童虐待が根底のテーマにあるようです。
ごめんなさい、ホラー作品を日頃から一面的に観がちな私には少し難易度高い作品。