辛口かも。すみません。
原作未読。女性なら共感するところが多いのだとは思う。結婚、出産、子育てをしていく中で女性がぶつかる困難などを描いたフェミニズム映画。
感想を書くにあたって個人的にはフェミニズム作品は少し苦手。本作もあまり共感はできなかった。
こういう作品のテンプレな人たちが次から次へと登場する。
盗撮、女性だから出世しにくい、見知らぬ人から専業主婦だと嘲笑され、子連れは迷惑だと疎ましがられ、理解のない義母…確かに女性は生きづらい面もあるだろう。
特に性被害に関しては女性の方が多いと思うし、それはよくわかる。
毎日子育てに追われ、自分らしさ、自分の能力をもっと発揮したい！社会に置いていかれる！て気持ちもわかる気がする。
が、こういう系の作品って根底では専業主婦を下に見てると私は感じていて、まだ手のかかる小さい子供を育てながら家事をするのも立派な仕事なのにそっち側にはスポットライト当たらないよね。
子育てや家事は自分らしくないの？それって下に見てない？と…。
子供がいない自分が偉そうに言うことではないかもしれないが、子を産み育てるということは夫婦どちらも自己犠牲が伴うのではないのかな…
何事もその人の立場にならなければ辛さはわからないと思うけども、すべての辛いことや苦しいこと男性をはじめとする周りの人のせいにしているように感じたな…
うまくまとめられないけどなんとなくモヤモヤしてしまった。夫や実母は理解しようとしてくれていて善人なのにってのもあるかなぁ。
フェミニズムのテンプレみたいな話すぎてうーむ。。。
子供がいたらまた感じ方は変わるのかもしれない。
