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82年生まれ、キム・ジヨンのしのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
1.7
#個人メモ
どんな映画か分からず、流行っていた映画なので先入観なく鑑賞したところ、全ての女性差別、ジェンダーについて詰め込んだような作品。
共感はできるけど、もっとドラマ性が欲しかった。
女性の大変さ、生活感について描かれてた。
皆様のレビューを読んで、どういう所にどう感じたかというのを見て初めて素晴らしい映画だなと思えたが、個人的にはやたら今問題視されている女性差別をこれでもかと並べただけの作品のように感じた。
「うん、こういうのあるね」と共感できるというよりは、「あー、今問題になってるやつねー」と言った感じで知ってることが並べられているだけ。もっと踏み込んで描かれていてあれば興味を持てたかもしれない。
良かった点は、周りの人がなんだかんだいい人ばかりだった。
バスの女性、ブサイクな同僚、母親、チーム部長、兄弟、夫。
チーム部長はとてもかっこよかった。
あと、癖はあるものの義母。

自分のその時の環境によっては興味深く見れる作品かもしれないので、しばらく置いてまた見たくなったら見ようと思う。
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