ヒロインはキャリア志向なのに妊娠出産により専業主婦となり子育てにいそしむ日々。
しかし徐々に社会・世間からの「取り残され感」に苛まれ、自己の人格が乖離し、身内・縁戚者の他人格が憑依し語り始めることも・・・
そんな彼女がライター稼業を始めるまでの軌跡を描いた韓流映画。
まんま日本に置き換えてもよさそうな物語。
正直、男には「分かる、分かる」と共感できるという内容ではないが、「そういうものなのか・・・」と現代女性の陥りがちな精神パターンを「お勉強」させてもらったという感じ。
「他人格憑依現象」に関しては何とも奇妙な印象しかなかったが、どうやらある特定個人の実話がベースになっているのかもしれない。それはこの後に調べてみましょう。
高学歴キャリア志向の女性が妊娠出産子育てをしながら「自我欲求」を満たし、かつ稼げる環境を公的・社会的に整える必要があるのは明白だが、さて、具体的にどうすればいいのか?自分の「ない頭」でも考える気に少しはさせられたかな。