こっちの『トワイライトシンドローム』を撮った安里麻里さんは、葵ちゃんがかわいい『零』や、ももちがかわいい『ゴメンナサイ』、西川可奈子さんがエロ悲しい『アンダー・ユア・ベッド』の監督さんなので、もうすでに5.0どころか100点あるか？
新作ゲームのイベントに当選しとある遊園地にやってきた7人の男女が、最後のひとりになるまで失敗したら死ぬゲームに巻き込まれる…というお話
どこからどう見ても主人公に華がないなあと思ったら「そういうことか」となりますし、観覧車やジェットコースターをフルに活かしたトラップ、風船やホースを使った殺しかたなど、遊園地や道化という設定をとても大事にしていて素晴らしいです
もちろん低予算で低クオリティですし、恐さを感じるどころかあっけにとられて声も出ないチープさはあるものの、だからといって手なりで作るのではなく、それなりに楽しませようというやる気はあったと思います
そして何より、友だちグループなのに仲が悪く足を引っ張りあったあっちと比べ、そこで知り合ったばかりなのに手と手をとりあい協力し、誰かのピンチを誰かが助けようとする友情パワーが見られたので大満足
特にお前、そうそうお前お前、誤解していてごめんな
そういう意味で誰が生き残るのかわからないあたりも良かったです
