期待値高めで朝イチ観に行ってしっかりその期待値を超えてくる。
さすが松岡茉優、さすが佐藤健、さすが鈴木亮平、さすが田中裕子。
このキャスティングが贔屓目とか忖度なしに100点満点だったと思う。子役時代の3人も含めて。
まあ重いテーマよね、
玉山鉄二と山田孝之の「手紙」を思い出したなあ。
家族のために犯した罪がその大切な家族のその後の生き方の大きな足枷となる構図よ...
今作はそこだけに収まらず、
親と子のそれぞれの立場からの生きた言葉の往来があったのかまーじでポイント高い。
どの場面も語りがいあるんだけども、佐藤健の渾身のライダーキック含む海辺の場面が物凄くグッときたな〜。
家族4人以外のキャストもまあ豪華。
僕のお母さんこと筒井真理子さんもいらっしゃってもうもう！
白石作品不動の1番センターこと音尾琢磨さんが今作だと全然怖くない人だったのあな珍し。
まあ白石和彌さんにしては酷い描写やキツイ暴力シーンは控えめでしたがそれでもズキズキ心が締め付けられましたね。
偶にサニー32とか訳分からんのも生み出したりしてますけど、本当に撮るもの撮るもの名作揃いで、僕の中ではレアリティURクラスの監督認定です。
これから観られる方は是非、
佐藤健からライダーキックをくらう今作のジョーカーは誰なのか
予想しながら観てみて下さい。
