『Williamsburg, Brooklyn』
主に1950年のブルックリンを撮った映像。無音が続く。初期作品。
『アンディ・ウォーホルの授賞式』(1964年)
インディペンデントフィルムアワードを贈られたウォーホルとその協力者たちが記念写真を撮影される姿を撮った(擬似)ドキュメンタリー。籠に入った果物を一つずつ取って食べる。奇妙な行動。ここでもポップミュージックの歌声が断続的に流れる。音楽と映像の衝突から生まれる不思議な印象。
『カシス』(1966年)
小さな港の日の出から日没までが凝縮された映像。波の音が強調される。
『サーカス・ノート』(1966年)4.0
サーカスの光景を撮った作品。
映像はとても力強いけどサーカスであること以外には物語性がなくて断片的で、たぶん映像だけが流れていたら観客は集中力を失うはず。でも鮮烈なポップミュージックが響いて作品への集中を呼び戻させる。断片的な映像、断片的な音楽の過激な組み合わせがゴダールのよう。