待っていればボヘミア娘に会えたのに…
なぜ…
と思ったらここで終わった。
原題が「the tobacconist」と知ってはじめて、何かに熱狂している人々(フロイトまでも)という俯瞰した目で作られた映画なのだという事が分かる。
オーストリアやウィーンではこのタイトルで通用する事が日本ではまだ理解されないという認識なので、改変がなされたものと思われる。
ハマること、それは快楽。タバコやは快楽を売る。
動物の死骸を愛でる、葉巻を好む、思想に熱を上げる、挙句に自死までする、むざむざと検挙されることをする。
大切な出会いから目を逸らせたくて快楽に溺れる機械人間たちの話。