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るろうに剣心 最終章 The Finalのつるぴのレビュー・感想・評価

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2022/11/11

伝説の人斬りとして恐れられた、緋村剣心(佐藤健)は、新時代を迎え二度と人を殺さないと誓う。斬れない“逆刃刀”に持ち替え、数々の死闘を乗り越えて平穏な日々を送っていたある日、空から“人誅(ジンチュウ)”と書かれた紙がばらまかれ、何者かが東京を砲撃し町が燃え上がる。次々と大切な人々が襲われ、追い詰められていく剣心の前に、上海マフィアの頭目・雪代縁(新田真剣佑)が現れる。剣心の“十字傷の謎”を知る彼こそが、剣心を苦しめる黒幕だった...。


1879年(明治12年) 横浜駅

いい汽車。
いいメガネ。

散々暴れるが、大人しく捕まる。

みんなでホッコリごはん食べてたら、その直後に町が爆撃される。

〝まもなく、人誅の時間だ。〟

頬の傷がどうしてついたのか。

操と蒼紫が、やってくる。

再び町が爆撃。
“人誅”と書かれた紙が舞う。

仮面の男たちに襲われる。

義理の弟、現れる。
勝負を挑むが...。

薫が目覚めると、見知らぬ場所。そして、縁に殺されそうになるが、できなかった。

中国のメガネの男の前に、宗次郎現れる。〝僕にうってつけの仕事があると聞いたんですが。〟

剣心の前に大量の敵が。
そんな大量の敵と戦っていると、操たちがやってきて、道を作ってくれる!

奥へ進むと、銃で出迎えてくる。そして、宗次郎がいた。剣心と戦うと思いきや。〝僕もるろうにになったんです。緋村さんに負けてからどうしていいか分からなくて。刀を抜くのは久しぶりだけど、たぶんあなたたちより強いですよ。〟

2人で協力して、ガンガン攻める。
挟み撃ちで柵ごとぶった斬る。

〝楽しかったです。背中を心配しないで戦えるなんて、初めてでしたから。〟

さらに、敵が現れる。

〝緋村さん、行ってください。そして、見せてください。その剣が恨みを断ち、過去に囚われている人たちの足を前に進めるところを。〟
〝かたじけない。〟


〝来たか、抜刀斎。〟
〝待たせたな。〟

〝縁、お前が姉のかたきを討とうとする気持ち、それは至極当然だ。だがもうこれ以上他の人を巻き込むのはよせ。お主の仇は拙者一人。罰を受けるのも拙者一人のはず。〟
〝黙れ!俺の仇はお前一人ではなくお前の全て。お前と親しくした者、お前と言葉を交わした者、そして、お前が作り上げたクソみたいな国の全て!〟

〝さあ、人誅の時間だ。〟


〝人を殺めた罪は死という罰によってのみ償われる。罪人はもがき苦しみ、絶望と後悔の中で死んでいく。それが貴様にできる唯一の贖罪!〟

〝立て!貴様の罪はこれしきの事では償えん。立て、抜刀斎!...どうした?もう限界か?ならば自害しろ。その逆刃刀とか言う偽善の刃を己に向け、そして、死ね。貴様、数え切れぬ人の命を殺めておきながら自分が死ぬのはそんなに恐ろしいか!?抜刀斎!!〟
〝死は何度も考えた。しかし、それで罪が償えるとはどうしても思えなかった。この罪をどうしたら償えるのか、今だ分からぬ。だが今は、仲間のためにも、巴の望んだ平和な世のためにも、縁、お前を止めねばならぬ。〟

〝縁、お前に見える巴は、今も笑っているのか?〟

〝お前の姉への気持ちは間違っていない。拙者への怨嗟の念も間違っていない。だが、お前の今のその生き方だけは、絶対に間違っているんだ。これで終わりにしてくれ...。〟

メガネ中国人が薫を撃とうとしたところを縁が守った。

〝あの人は私の幸せを奪った人。そして、もうひとつの幸せをくれた人。あの人はこれから先も人を斬り、けれど、そのさらに先、斬った数より、大勢の人を必ず守る。ここで決して死なせてはならない。私が必ず、命にかえても守る。〟


巴のお墓参り。
薫は巴にありがとう。
縁が守ってくれたのは、巴のおかげ。
人生をかけて償う。そうしなければ縁の中の巴は決して笑わない。

剣心は巴に、ありがとうとすまないとさようなら。


2人、手を繋いで歩いていく。
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