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バオバオ フツウの家族のふれりのネタバレレビュー・内容・結末

バオバオ フツウの家族(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

台湾映画だからコメディ要素混ぜつつハートウォーミング路線かなと勘違いして鑑賞開始したら、んなことなかった。
いや最終的にはハートウォーミングなのかもしれんけど、私はそういう心境にはなれていなかった、、

シンディが一人台湾に戻るシーンから始まるんだけど、序盤でビアンカップルが衝突を繰り返すので勝手にもらい鬱してしまい超細切れながら鑑賞に。
後からお腹の子どもをお金で取引するような雰囲気になっていたり(?)シンディが子どもを一人流産したという事情がわかるんだけど、情緒不安定気味なシーンをその情報なしに観るのは私にはちょっとしんどく、、時系列をバラバラにする意図がわかりかねた。
あと、大幅にカットされてわかりづらくなっているのか、意味深通り越して不気味に思えてしまう(君らにとって宝宝は道具なのか?みたいな)シーンもあってギョッとしてしまった。
そしてゲイカップルに至っては問題解決のために脚本に殺されたように見えてしまい、、ジョアンがまた異様にドライで正直怖かった。

台湾編ではたしか保守的なシーンが多かったように思うけど(それもあってジョアンはイギリス帰化希望なんだろうか?)、同性婚が法制化された台湾でもすぐには変わらないということなんだろうか。18年制作のようだから、法制化されるちょっと前の世界なのか??

エンドロールで流れていた、懐かしい感じのエレクトロニックな曲はよかった(「This is love」?)。

(~1.27 VOD )
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