銀行に投資預金をすっぱ抜かれた(？)先の見えない3人の男と、その銀行で働いていたが業績が伸びず上司に嵌められクビにされてしまった投資担当の男。出会うことのなかった4人が手を組んで、資金奪還と言う名の銀行強盗をはたらく話。
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアの主演2人が再び共演すると知りレンタル(胸熱！)。本編の予備知識なしで視聴。
ドタバタクライムコメディ。はじめての強盗には下準備もトラブルもいっぱい。ひとつ事件を解決したかと思えば待ち構える次の事件。喧嘩しては団結してを繰り返し資金奪還を試みる。メイン4人もそれぞれ癖があっていいのだけど、刑事の女性がクールでよかった…。
都合がいいといえば都合がいい。でもコメディは都合良すぎるくらいの大袈裟なフィクション感が面白いと思ってるので終始楽しんで観れた。(そんなうまい話！って突っ込みたくなる人は向いてないかも。)
あとBGM！小気味良いBGMが作品のテンポの良さを引き立てる。そしてどの楽曲もおしゃれ。言ってしまえば中年の男ばっかり集まってるのに、シブいんだよなあ。
それにしても、邦題もパッケージデザインも予告も内容と全然マッチしてないどうしてこうなった。本当に本編観た？！？！と声を上げたくなる仕上がり。どのシーンを再現したらあんなふうになっちゃうんだよ。あんまりだ。酷すぎる。予告で作品の温度感が伝わらないのは致命的すぎるでしょ。
本編はコメディとしての完成度が高かった。誰かに勧める場合、パッケージから得れる情報を全部捨てて観てもらう必要がある。
