渡辺智子

燃ゆる女の肖像の渡辺智子のレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
3.8
実は一度劇場でみてるけど配信でもう一度鑑賞、まだまだ女性に人権がなかった頃の18世紀の話、島に住む令嬢の婚約者に送る肖像画を描くためにやって来た画家のマリアンヌは身分を隠して令嬢に近づいて肖像画を書こうとするが・・・・。絵画のように美しい撮影、衣装やセット、無伴奏のコーラス等素晴らしい。二人の関係性にさらにお手伝いの女の子の堕胎。抑圧された女性は暫しの逢瀬をかさねたがオルフェウスのように分かれねばならなかった。最後のヴィヴァルデイを聞いて涙するエロイーズ。
渡辺智子

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