ハレ

マティアス&マキシムのハレのレビュー・感想・評価

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)
4.0
「あざ野郎」残酷な言葉を投げつけ、苦しい想いを消そうをしたマティアス。逆に愛の炎が燃え上がった。 こんな微妙な感情を演出できるドラン監督がすごい。

後から監督のインタビューを見ると私の解釈は少し違うのかも。

で、見てから少し経つと彼がこの作品を捧げたフランシス(ゴッズ・オウン・カントリー)ジョエル(ある少年の告白)ルカ(君の名前で僕を呼んで)エリザ(?)の監督達に比べるとやっぱりまだドラン作品はこなれてなくて青いなと感じる。まぁそれは若いからしょうがないけどね。でもこの感性、これからがもの凄く楽しみで大いに期待する。

と、偉そうに言ったところで話に戻ると、マティアスは頭がいいくせに不器用でいつもみんなから浮いている。でもなんか憎めず可愛いのだ。なんにも言わなくてもみんなは彼がマキシムを愛してることは知ってるのよ!
最後ににこやかに現れたマティアスが首をふる。俺の車で送るよと言ったように思えたんだけど、、違うかな?
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