夏の男女のわちゃわちゃは
ぐだぐだでとげとげしく
痛々しくてさめざめとしてて
陽炎のようにゆらめいていた
本能と気持ちが丸だしでまっすぐで
自由で開放的で正直で楽しいけど寂しい。
柔道とフェンシングでふたたび距離が
近づく友情と 喧騒のあとに訪れる
少しの孤独を背負った別れ、
どちらの終わり方もよかった。
それにしても 全編とおして男ってやつは…笑
友情や恋のほてり、嫉妬や怒り、
記憶にさえも留まらないような感情を
一瞬のきらめきに閉じ込め コミカルに描く
ギヨームさんのセンスにときめきます。
2部目は 最近観た「パリのナジャ」と
「シルビアのいる街で」をすこし思いおこす