りえあおき

アニエスによるヴァルダのりえあおきのレビュー・感想・評価

アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)
3.0
アニエスヴァルダの人となり、各映画を撮った時の取り組み方など。知らない話が多かったので嬉しい。

高校生?の頃、テレビでみた ヴァルダの幸福。分からなかったけど ぶんなぐられたような衝撃をもらった事がずっと忘れられない。

近年はビデオインスタレーションみたいな活動もしてたことを知らなくて、でもアニエスヴァルダでしかない、という表現になっていて面白い。彼女の作品をみていると映像によるキュビズム、みたいな感覚におちいる。

フィルム、ビデオ、デジタルと媒体が変わり、本入の年齢が変化しても。知性とポップさ、人や社会への眼差しの核は変わっていないところが 魅力だし、胆力みたいなものだろうし、羨ましくもあるし。

何かに迷った時に彼女の事とか、マーゴット・ロビーやエマ・ストーン、ビヨンセなどフェミニズムにコミットしたアーティストの顔を思い出してみたいなー