小さい頃に絵本で読んだことのあるようなとても優しく心温まるストーリーに、夜寝る前でも安心して観ることが出来ました。悲しくも切ない場面がいくつかあるものの、それでもレミの目を通して描かれているストーリーには、お話を聞いている子ども達と一緒にハラハラしながらも、何故か安心していられる映画でした。
最後の方で親方ヴィタリスと、その親方に抱かれていたレミの2人の姿はまるでヴァチカンのピエタ像そのもののように神々しく、美しくも切ない2人に胸が熱くなりました。
こんなにも心穏やかに鑑賞できる作品に出会えたことに感謝です。