『大切なことは、相手に敬意を払うことよ』
1980年代
現代とは比べ物にならないほど
LGBTやエイズに風当たりが強い時代。
今で言うフェミニズムな活動をラジオで始め
92歳となった今でも
セックス・セラピストとして現役で活動されてる
ドクター・ルース（ルース・ウェストハイマー）の
ドキュメンタリー作品。
てっきり再現ドラマかと思ってたら
ドキュメンタリー作品だった。
彼女の事を知らなかったけど
とても偉大な女性で
彼女の90歳の誕生日には
NEW YORK TIMESの一面に掲載されるほどの人物というのだから驚いた。
WW2で両親を失いながらも
ユダヤ人として過酷な環境を乗り越え
国を渡りながら生きてきた彼女の言葉一つ一つに
とても説得力が込められており
まったくブレない物言いと
ユーモアを忘れないアドバイスから
素晴らしい人格者だということがよくわかる。
男女問わずに
・自分の性問題に悩む人
・セックスに悩む人
・LGBTQに悩む人
・子供の性教育に悩む人
性関係で悩みを持つ人には
是非観てみてもらいたい。
なにかの参考になればいいなって思う。
もちろんジャンルを問わずに
そういう問題を抱えていない人でも
彼女の考え方に共感できるポイントはとても多いので
興味があれば是非どうぞ。
この作品は性問題を取り上げているけど
全てのことに通じる事として
「どんな人にも敬意を忘れない」
そんな事を教えてくれるドキュメンタリーだった。
