りょーこ

リサイクル -死界-のりょーこのレビュー・感想・評価

リサイクル -死界-(2006年製作の映画)
3.0
冒頭はサイレントヒル的でゾクゾク楽しめたものの段々とお涙頂戴ファンタジーになってしまうパン兄弟産ホラー

世界観とかはキモコワで好みでした♪
『インセプション』と九龍城砦をがっちゃんこしたみたいなの!

が、後半辺りからは『神と共に』みたいな異世界へ突入。
そこのストーリィがちょいチープなのが惜しいんだよなぁ~

でも捨てられたモノ忘れられたモノを思い出す、そんな優しい展開は良かったです。

恐ろしいけれど懐かしい、そんなホラー(*‘ω‘ *)



作家ディンイン。

「不滅の愛」が大ヒットし、今は新作ホラー「鬼域」に着手している。

が、執筆中に怪奇現象が起きまくり、ある晩エレベーターに乗ったら異世界へ辿り着いてしまった。

親切なおじさんと少女に助けられ、ディンインは元の世界へと戻ろうとするのだが……



異世界=見捨てられたモノ、忘れられたモノの墓場

そこにあるのはディンインが捨て去った考えやオモチャで埋め尽くされていた。

記憶にもなく名前もつけていないモノたち。

現実世界に戻るには、
息をしてはいけない橋を渡ったり
井戸に飛び込んだり
あの世のお金や野花を使ったり
様々な世界を通過する。

あの世の設定にもよく出てくるヤツですね。

さて、おじさんや少女は誰なのか?
ディンインは元の世界に戻れるのか?

そんなオチもまたパン兄弟らしくて、好みは分かれると思いましたw

私は……前半と世界観は好き、です( ゚∀゚)ノ
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