伝記、アレサ・フランクリン
少女の頃から、その抜群の歌唱力で天才と称されたアレサは、ショービズ界でスターとしての成功を収めた。しかし、彼女の成功の裏には、尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りがあった。すべてを捨て、彼女自身の力で生きていく覚悟を決めたアレサの魂の叫びを込めた圧倒的な歌声が、世界中を歓喜と興奮で包み込んでいく。
伝記だからか、なぜか評価は良くありませんが、私は好きです!
そもそも人の人生なのに人を感動させたり面白いと思わせるのって難しいと思う、作り話じゃ無いんだから。笑
それでも音楽業界で成功したソウル界の女王はいわゆる一般人とは違う道を歩んでいるし、1950年代に裕福な黒人家庭に生まれたというのもある意味特殊なのかもしれない。
キング牧師ともあんな繋がりがあったなんて、驚きました。
父が納得する成果、テッドが怒らない環境、彼女の人生を見ていると根底にあるのは‘奉仕’なのかな、と思いました。
亡くなるまで活動家を鼓舞し続けたり、差別のない世界を訴え続けたり、世界を良くしようとした人生だったようです。
もちろん脚色多少なりあると思いますが、子役のアレサが歌っている時点で泣きかけたし(冒頭5分)、テッドが見ている側でThinkを歌いながら自由にして！と訴えるシーンは泣きながら叫んでしまいそうでした。
アレサ本人が亡くなる前に生前に指名されたジェニファー・ハドソン、さすがの歌唱力！彼女なしではこの映画は生まれなかった〜
後半は本当に知ってる曲ばかりで、思わず歌ってしまいそうな熱量。
必ず知ってる曲が出てくるはず！
観賞後ThinkとA natural womanをDLしたのは私だけでは無いはず。。
踊る映画は苦手だけれど歌う映画は好きと言うことが最近わかりました😂
