日本映画チャンネル4Kにて。
これは低いスコアつけられない。
きっと初鑑賞が、“ジジイ”に片足突っ込んだ今だから…。
若い時に観ても、ここまで胸に染み入ることはなかったと思う。
鑑賞前のイメージとは違い、“ローテンションコメディ”であった驚きと鑑賞後の寂寥が心地よい。
私といえば、現在せいぜい“新市民課長”程度のもので、「生きる」とは“打算と私欲の流れるまま過ごす”域を出ておらず、本作はどこか“所詮、おとぎ話”と思えてしまうところがスコア満点でない理由。
10年後また鑑賞したら満点になる…と思う…多分。