非常に日本らしい映画
黒澤明監督作品は初です
ガンにより余命半年から1年の主人公渡邊
役所で働いてきた渡邊は、今までを振り返り、途端に自責をするようになるが…
50年代の邦画なんて初めてでした🫨
哲学的で、人間臭さがよく出てました
黒澤明は世界で認められてる監督の代表格ですよね
幼い頃から名前だけは知ってましたし
登場人物が日本人らしさ丸出し笑
意見がまとまらないところとか、自己中なところとか…
そのなかで渡邊さんの生き方は素晴らしかったです。どちらかというと死に方かな…?
確実に彼の死を機に成長していく人もいたと思いますよ
「死」を明確に意識しずらい今を、如何に大切に生きることが出来るかですよね
死が見えてくると途端に自分の人生の情けなさに焦ることがあるんでしょうけど、そうなる前に思いついたことしとくべきなんでしょうか…
渡邊さんもそうですけど、結局そういう時自分のために出来ることは限られてくるんですよね。誰かのために出来ることは無限大なのだ、ということに気づかされました。
そういう意味では素晴らしい教訓になりました🥺