Umi

ソウルフル・ワールドのUmiのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

これ、もう、映画館では上映しないのでしょうか。今からでも映画館でやったら、私は必ず観に行きます!

これまた、上手く製作されているなーと終始ビックリな時間でした。今回は、希望とか人生、感覚っていう形のないものを形にしていて、分かりやすくなっていたような?深く考えさせられて、複雑になっていたような?どっちとも取れる感覚がありました!

病院に戻れて、あ〜よかった!と思ったら入れ替わってたり、やっと戻れるのかな?と思ったらまたトラブルに。ストーリーにスピード感があって、あっという間で物足りないくらいでした。

トイストーリーや1/2の魔法などもそうですが、最近はハッピーエンドで終わらないディズニー作品も多いので、ジョーの結末も心配しましたが、セーフでよかった♡

それでも、あの、含みを持たせたようなラストは、ディズニーのどんどん進化していく様子を見せつけられたようです。何がいいとか、音楽がいいとかとも決めつけず、夢があることがいいとも言わない。緑が風に揺れて、地下鉄の変わらない景色もあって、街にいる全てのひとに、それぞれの人生があって。大切なものや煌めくものって、ひとつじゃないって、この、現代にピッタリの作品かなと思います。

※私はあの、バーバーショップ?(でしたっけ?)の人の話で泣けちゃいました。ああいう人生も、生きてるってことですよね。ズシンてきました。

< 追記です >
映画館で観てきました!またまた上手く表現されている部分に、感動して帰って来ました。

私は上手く表現できないので、感動ポイントを箇条書きで。
・22番のきらめきが、なんだったのかをハッキリと描かないところ
・運命のようなものの、簡単に変えられない強さ
・ジョーがショーを終えたときの地下鉄の景色
・ジョーがどうするとも言わない、含みを持たせたラスト
・22番がずっときらめきを持てなかった理由
・ゾーンに入ることの喜びと迷いが同じ場所で起こってること
・感覚で感じることの感動
・辞めたいと言って辞めなかった生徒さん
・僕のきらめきを見せると言ったジョーの人生が、客観的にみると悩んだりする方が多かったこと

などなど。

細かな表現に涙が出ました。
私のきらめきって…なんだろ。客観的にみたときに、きらめいてみえるのかなと疑問に思いました。
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