Meilu

眠りに生きる子供たちのMeiluのレビュー・感想・評価

眠りに生きる子供たち(2019年製作の映画)
3.0
あきらめ症候群という病名を知っているだろうか?これはスウェーデンに避難した難民の子どもたちがかかりやすい病だと言う。難民の子どもたちは自国で圧政、暴力などでトラウマを負い避難してきているため、不安を抱えている。
そこで食事をしなくなったりして眠りについたままの状態になってしまう。それは何年にも及ぶ可能性があるしいつ回復するか分からないのだ。
どうやら2003年頃から出てきた病気のようだがまだ詳しいことはわかっていない。難民の子供や迫害された少数民族の子供などがかかりやすい。

新しい知識を手に入れた。初めて聞いた言葉だし病気だった。そして特定の地域でしか発症しないとのこと。この映画に出てる人たちはみんな、難民という立場で祖国でも危ない目にあっている。生きるのに必死だし、難民申請が通るかわからない不安との隣り合わせだ。心が痛い。
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