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17才のseckeyのレビュー・感想・評価

17才(2002年製作の映画)
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なぜ、なんとなく嫌いなひとがいるんだろうって考えたらさ、嫉妬なんだよね全部。‬
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‪なんとなく嫌いなのは羨ましいから。自分には無いものを持ってて、自分には出来ないものが出来るから。‬
‪.‬
‪社会のルール的にとか、普通とか、みんなとか、‬
‪そういうの軽々しく飛び越えられちゃう人に視線は集まる。その人にどれだけ才能があろうが無かろうが。そして出る杭は打たれる。きっと日本だけじゃない、世界中で、人間は嫉妬しあってる。‬
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‪一生のうちに青春は何度あっても良くない?っていう喫茶店のマスターも、自分の気持ちに100%まっすぐでいられる友達にも、私は嫉妬した。‬
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‪17才。‬
‪あの時私は、可能性は無限大だと信じて疑わなかったのに、世界はもの凄く狭くて嫌になっちゃうな、とヤンキーにも優等生にもなれない私は、フラストレーション溜まりまくりだった。‬
‪.‬
‪結局はただの17才。‬
‪いまだって、結局は、ただの、何者でもない人。なのでこの映画は少し苦い思いで観た。‬
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