ぬーたん

ブラインド 朗読する女のぬーたんのレビュー・感想・評価

ブラインド 朗読する女(2017年製作の映画)
3.3
盲目の元作家をアレック・ボールドウィン。
彼に小説を朗読する人妻にデミ・ムーア。
大人の恋?面白そう。と観たけど、これって2人の出演作にも書かれてないし、駄作で無かったことにされたのかしらん?
ストーリーはB級メロドラマで現実味に欠けるけど、この2人の組み合わせが結構面白かった。
アレック、トランプ大統領の真似がウケてるだけあって、トランプ並みに顔がデカッ。
デミと並ぶと、益々顔がデカく見えるよ。
キスシーンも何だか可笑しくて…。
私生活でも還暦過ぎて25歳下の奥様との間に5歳を頭に4人の子供!
ほぼ年子だし、まるで孫じゃん。
確かに色気はあるし、まだまだ元気そう。
兄弟たちはあまり観ないが、『バックドラフト』の弟ウィリアムはもう少しメジャーになると思ったけどなあ。
一方のデミは56歳。
あの可愛かった顔は整形で何だか良く分からん顔になって来た。
今回はやけに頬がこけてて、貧相な顔に。
初っ端からヌードだけど、スタイルは相変わらず良いが、それも整形のおかげか‥?
この方も恋多き女性でハゲ・年下と来て、今は何と女性と同棲中⁈
そんな2人だから先入観がありまくりで、この不倫の恋物語に入り込めない。
しかも、減らず口を叩いていた頑固ジジイが、あっという間に人妻に惹かれていく、その過程が分からなかった。
いきなりのルンルン笑顔で、ありゃ?という感じ。
一気に恋の花が咲いたのね。
更にデミの旦那がちょっと危ない人なんだが、その裁判とか色々、うやむやで終わるから、あれ?と思ったり。
雑な展開で回収はほったらかし。
ラストシーンがヨーロッパで、街並みがいい。
ヨーロッパで石畳を歩けば、それで形は整っちゃうのね。
無かったことになってる作品らしい?けど、ドラマとしては案外楽しめて、飽きずに一気に観たわ。
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