久しぶりに映画で声出して笑った気する
いくら罵詈雑言を浴びせられても倒れない無限ライフのニートでいくじなしシナリオライター濱田岳と結婚10年で旦那に愛想をつきききった水川あさみの会話劇が中心の映画。
デジャヴかよってくらい自分の両親みてるみたいな雰囲気だった。実際同じような状況になったことがあるシーンもいくつかあった。そういう意味では僕はあきちゃんの気持ちが分かる。
声がでかくて口が悪いのも、ちゃんと家のことしてくれるけど、文句垂れ流してる感じも母親そっくりで、見てて辛いシーンもあったけど、嫌な辛さじゃなくて、懐かしさも感じるというか。
寿司屋のシーンのこんな時まで周り気にしてんの?ってやつまんま見たことあるし。離婚切り出すシーンの冷静に自分のキャパを超えたことを伝える感じも見たことあるし。切り取り方上手いよこの映画。本当にあの空気味わったことあるもん。
無駄にプライド高いのも、外面だけいいのも、性欲で動いてんのも気持ち悪いし、イライラするけど、ハマり役すぎて笑っちゃったなー。もっと怒られるべきだし、文句言わず謙虚になるべきだと思うけどね。
恥ずかしさと悔しさの裏返しの悔しくありませんアピールって応援してる側からしたらイラつくよね。
終始水川あさみがどこか、旦那を信じてる部分があったように見えたのが1番良かったし、超優しくて、ほっこりした。
2023
343