このレビューはネタバレを含みます
主人公の一匹狼で心に傷を抱えてる設定や、サブキャラたちの変化の仕方の好感度は高い。
でも、どうしてもアナ雪とモンスターズインクが重なってしまい、その二つと比べるとややエベレストの特殊能力がなんでもありすぎてつまらなく感じてしまった。
アナ雪はなんでもアリなようで「コントロールができない」っていう大きな枷をどう乗り越えるかが主題。それが面白かったんですがエベレストの力は代償も短所もなく全部解決系の能力。それだとちょっと当たり前のことをしただけに見えてしまう。
確かに大人達に追い詰められはするけどその程度が低い。割と簡単に切り抜けられるのも敵が弱く感じてしまう。
クライマックスの切り抜け方も「それできるなら最初からやれば良いやん」とか思ってしまい、その辺は「さっきまでその方法を思いついてなかったから」ってことになる。なぜバイオリンなのか、なぜエベレスト本人の力じゃ無理だったのか、色々説得力が微妙に足りないので物足りず。
途中眠かったです…ぼーっとしながら悩みを語り合ったりするシーン、もう少し短くとか別の要素と重ねて眠くならないようにして欲しかった…
