このレビューはネタバレを含みます
ブレイクは亡き友の伝令により真の勇気を振り絞った。
「作戦中止命令を届けて1600名を救え」は、プライベートライアンでいう「ライアン2等兵を救え」と同じで、任務遂行までの登場人物の心情変化が良いのかって
ワンカット撮りで没入感増し増し、登場人物に共感しまくりだった。
メモ
塹壕から這い出そうとするブレイクへスコフィールドが一言、「待て年上が先に行く」がカッコ良かった。
冒頭と最後の構成が似てた。
大きな木→腹減った→司令部
司令部→何か食べろ→大きな木
スコフィールドが亡きブレイクを想起する場面
①輸送トラックでの他の兵士達の笑い話
≒ブレイクのネズミが耳かじった話でスコ元気をもらう
スコフィールドが打ちひしがれる
②川にベリーの花びらが舞い散る
≒ブレイクのベリーの木の話
沈みかけたスコフィールドが意識を取り戻し再び浮き上がる
伝令を届けるため危険な地を潜り抜ける
黄泉の世界との狭間みたいなテイスト
1つ1つ単体のイベントが起こる 多少繋がってる
ライフオブパイみたい 良くも悪くもRPGゲームみたい
出来事が必ず2回発生してる?シンメ?
大きな木 大きな木
司令室 司令室
塹壕から飛び出して出発 塹壕から飛び出して司令室へ
初めて銃撃受けた川 溺れた川
スコフィールドの赤ん坊への歌 前線兵士の兵士への歌
イギリスのねずみ ドイツの肥えたねずみ
→物語が一本線だから、繋がりを持たせたかったのではないか
輪廻っぽい
◎よく分からないこと
・スコフィールドに赤ん坊はいた?
→想像)いない。前回の戦いで死んだ戦友スコフィールドに教えた、あるいは戦友が歌っていた。曲からもっと推測できるかも?
・スコフィールドはなぜ故郷に帰りたくなかった?
→想像)自分だけたまたま生き残って故郷に帰るのが忍びない。
タイトル「1917」でww1の時代背景って分かってるとプロットも理解しやすい。ww1の映画あんまり観ないし、「メッセージ」とかじゃなくて良かったと思う。