シグナル100のみやのネタバレレビュー・内容・結末

担任教師に自殺催眠をかけられた生徒たちが自殺を誘発させる100個のシグナルを解きながらデスゲームを繰り広げるホラー。
原作は宮月新・近藤しぐれのコミック。既読。

推しの映画初出演作ということで珍しく公開日に映画館で鑑賞。
予想していたよりも出番があって嬉しかった。沢山出てくる男の子たちの中で、推しさんが抜群にかっこいい。運動部のスピンオフを観たい。
欲を言えば、今回はとても穏やかな死に顔だったので、あの整った顔が血に塗れたり、激しく苦痛に呻いたり、みたいなのを観たかった。
またこういうホラーに出てほしい。

ジャンル的に大好きのど真ん中だからストーリーも楽しめたし、予想より血液量も多くて嬉しかった。
原作とは驚く程に違いすぎて、サービスタイムやら裏切り者やらは全面カットされていたが、テンポよくどんどん気持ちよく死んでいくので非常に爽快。
死に方のバリエーションも色々とあって、何度もニヤニャしてしまった。電動ドリルはやっぱり良いよね。フラスコ（？）を割ってお腹に刺して、フラスコの口から血がドバドバ溢れてくる死に様が美しかった。
初っ端の男の子と後半の女の子が頭をガンガン打ち付ける場面も好き。ああいう激しい感じのをいつか推しも！！！！
担任教師の結末だけはどうにも好きになれず、鑑賞後はもやもやしてしまったのが残念。

これから売れていくであろう若い男の子女の子たちを沢山観られるのも良き。多少演技が残念でも「ここから成長していくんだろうな～。がんばれー！」という微笑ましい気持ちで観られた。推しが居るか居ないかだけで、こんなにも心構えが変わるものなのか。驚きだ。