パイから話が悪化した！
元映画女優で現舞台女優ニコールと、彼女の所属する劇団を率いる家庭的旦那チャーリーの夫妻。かなり仲良しに見えるけど、実は離婚寸前の調停中。
当初は不要の方針だったけど、友達の紹介で弁護士を立ててみることにした2人…ところがこれがどんどん拗れ、事実を歪曲人格攻撃当たり前。別に相手を貶めたいワケじゃない…でも時は既に泥沼へ…みたいな。
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夫婦とはいったい…離婚とはいったい…家族とはいったい…そんなとある夫婦の離婚調停を巡るブラックコメディめいたヒューマンドラマ。ザ・キラキラ・離婚。
「離婚します！」と言いつつ2人共なんか然程ギスっていない、”ほわっ”とした序盤。そして弁護士呼び込んでからの地獄のエスカート。この逆走感とエゴバトルが楽しいと言えば楽しいのですが、基本的に会話劇が中心のため退屈と言えば退屈です。
よくこんな長いの覚えられるな〜ってくらい長台詞のシーンが多くて感心したり、目的を最早見失ってるような裁判に唖然としたり、なにか大事なことを感じる錯覚もありますね。僕や君のように別にそういう離婚経験の無い人達が「分かる〜」「リアル〜」とちょうど言いたくなるような…。
でも別にここから得られる教訓は夫婦喧嘩はワンちゃんも食わないくらいしか無いと思うぜ。
個人的に気に入ったのは、スーパー・あほ・リスカ、「死んじまえ！」と言ってしまった瞬間の終わり感です。
