イェスタデイワンスモア

ミース・オン・シーンのイェスタデイワンスモアのネタバレレビュー・内容・結末

ミース・オン・シーン(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Technique:
映画の構成は巧妙かつ革新的か?観ていて面白い映画か?特筆すべき映画美術の質と革新性はあるか?
→ 1.25/1.5
とにかくミースの建築が美しい。


Narrative:
意外な結論があるか?価値ある感情的インパクトを残すか?伏線設計などは緻密か?
→ 1.2/1.5
バルセロナパビリオン、それは近代西洋の龍安寺。そして失われたためにより歴史に輝く存在。less is moreが示すような矛盾的価値観の美しさを体現したような経歴(失われたこと、それを追い求める人がいること)を持つ稀有な建築。

Positionality
映画は新しい視点や知見を提供するものか?公開当時と現在にどのような意味を持つか?
→1.25/1.5
今や全世界の建築の起点である。そこの再理理解は非常に価値がある。

Bonus
→0.3/0.5
シンプルにバルセロナは建築王国だなと思い、むちゃくちゃいきたい次第。